沖縄琉球ガラス工芸とんぼ玉体験しょっ!

基本的な工具

型紙を切る際に使用

パターンバサミ.jpg

パターンバサミ

型紙切り用三枚刃のパターンバサミ。
三枚の刃でできており、カッパーテープ用1mm幅(左)と鉛線用2mm幅(右)があります。

ガラスカットに使用する道具

ガラスカット道具1.jpg

1.ガラスカッティングオイル

2.ガラスカッター

オイルカッターは本体にオイルが入れられるようになっており、刃先がガラス面に押しあてられることによりオイルが染み出てくるようになっています。なお、刃先にオイルを付けながら使うガラスカッターもあります。

3.マルトリンヌ

ガラスカッターで入れたスコアラインの裏側からノックするようにたたいてひびを入れます。

4.ランニングプライヤー

直線に切ったガラスの切り終わりの部分を挟んでガラスを切り離す時に使います。ゆるい曲線には有効ですが複雑な曲線には向いていません。手に力がない女性等が厚いガラスを切り離す時に使うと便利です。

5.定規(裏にすべり止めのゴム付き)

6.プラスチック製ヘラ(ラスキンまたはオルノバとも呼ばれる)

ガラスピースに巻いたカッパーテープをしっかり擦り付けたり、鉛線(レッドケイム)の整形等に使います。

ガラスカッターでスコアを入れた後、ガラスを切り離す時に使用

ガラスカット道具2.jpg

1.2.グロージングプライヤー(ヤットコ) 

※2.は狭い所のガラスを削りやすいように先端を削ったもの

3.4.ワニ口ペンチ

ガラスを切り離す時等に使います。狭いところのガラスをかじり取ったり、型紙に合わせてガラスピースの形を整えるなどいろいろな使い方があります。
2本用意しておくと幅が狭く手でつかみにくいガラスを切り離す際に便利。ほかに先端が細いものもある。
ガラスカット道具3.jpg ワニ口ペンチはa側を上に、b側を下にしてガラスをはさむこと。

ハンダ付けに使用する道具

ハンダ道具1.jpg

1.ハンダコテとコテ台

2.フラックス

3.綿棒

フラックスやパティーナを付ける時に使用。筆を使ってよく洗わずに工具箱にもどして保管すると、工具をさびさせるが、綿棒は使い捨てできるので便利。

4.ハンダ

ハンダ道具2.jpg

5.パティーナ

写真はブラックパティーナ。

6.カッパーテープ

写真はレギュラー(銅色バック)。他に裏が黒とグレーのブラックバックとシルバーバックがある。

ガラスのカットや研磨に使用する工具

ガラス工具1.jpg ハンドグラインダー

ガラス工具2.jpg ハンドグラインダーの刃先いろいろ。

ハンドグラインダー

さまざまなタイプのハンドグラインダーが市販されており、ガラスの切断や穴開け、研磨等の際に使用します。各種のビット(刃)があり、木工や金工等にも使えます。ガラスを削ったり穴を開けるには、主にダイヤモンドの粉が先端に付いているダイヤモンドビットを使います。
作業する際は、ガラスとビットの先端に水を付けながら削りますが、ハンドグラインダーは乾式なので本体に水がかかって感電の事故等を起こさないように十分に気をつけましょう。
なお、水を使わずに作業をすると、ガラスを削った粉が舞って吸い込んだり、健康上良くありません。また、ビットとガラスの間の摩擦熱で作品が割れてしまうこともあり、ビットに付いているダイヤモンドの粉も取れてしまい長持ちしません。

ガラス工具3.jpg

ダイヤモンドグラインダー

カットしたガラスピースのバリを削り取ったり、型紙に合わせて形を削り整えるために使います。

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リングソー

小さなガラスピースのカットに便利