沖縄琉球ガラス工芸とんぼ玉体験しょっ!

基本的な玉の作り方には、作る人それぞれの工夫があり、作っていく方法も少しずつ異なります。
以下にご紹介する｢基本の玉｣は“私”の玉作りの基本です。

ガラス棒は水でぬらした布で拭いて汚れを落としてから使います。ガラス棒の先端に汚れがついていたら、熔かして耐熱ピンセットで取り除いてから作業をはじめます。また、ガラス棒は炎に入れて熔かす前に、必ず十分予熱しましょう。

ガラスの熔かし方

予熱したガラス棒を炎に入れ、

先端が溶けて下がってきたら、

炎の外で折ってひっくり返して熔かす。
何度か繰り返してガラスをため、望む大きさの丸い玉にする。

基本の玉

1.芯棒を予熱しながら、ガラスを上記の｢ガラスの熔かし方｣のように折り返しながら熔かす。

2.ガラスを溶かしてためながら、芯棒を真っ赤に焼く。

3.作った玉のたねの根元までをよく熔かす。

4.よく溶かした玉を炎の外で回しながら形を作る。

5.しずく形にして芯棒につけ、巻きとる。

6.できるだけ大きく薄い円盤形に巻く。

7.コテで軽くおさえる。

8.段差がなくなるまでよく熔かす。

9.あぶってコテでおさえて左右に広げていく。

10.両端も整える

11.よくあぶる。

12.コテの上でころがしてさらに左右にのばす。

13.カーボンパドルで両端も整える。

14.円筒形の玉にする。

15.円盤形をのばしていって円筒形にすることで、穴の回りには自然にくぼみができる。

16.端を熱して、コテで斜めにおさえて円筒形の角を落とす。

17.反対側の角も同様にあぶっておさえ、ナツメ形の玉を作る。

18.還元炎であぶって全体を均一にする。

19.最後に普通の炎に戻してあぶる。

四角の玉

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1.円筒形の玉を作る。
2.コテで押して大体の形を作る。

3.マーバーの上でコテでおさえて正確な四角にし、カーボンパドルで両端も整える。さらにコテで全体を整える。

4.押しジワは、最後にエアを少な目にした炎にあぶって消す。

勾玉

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1.小さめに円盤形の玉を巻く。
2.コテでおさえて１カ所平らな面を作る。

3.平らな面に熔かしたガラスを丸くのせる。
4.回しながら全体を熔かす。段差がなくなったら炎の外で少し冷まし、回転させながら勾玉の形を作る。