沖縄琉球ガラス工芸とんぼ玉体験しょっ!

エアバーナーと炎

※作業中にバーナーの側を離れるときは、必ず火を消しましょう。

エアバーナー

バーナーには都市ガス用とプロパンガス用があり、多くの機種が発売されています。また、バーナーの機種にはそれぞれ集中炎、拡散炎だけのものや、切りかえによりどちらの炎も出せるものがあります。

集中炎と拡散炎について
炎には集中炎と拡散炎があり、それぞれ次のような特徴があります。
1. 集中炎:1点の温度が高く、ピンポイントの作業がしやすい。
2. 拡散炎:全体の温度が均一で大きな炎が出る。

エアバーナーの炎と作業位置

炎の位置と作業
ここで使用しているバーナーの炎では、炎の位置によって以下のような特徴があります。

バーナー口近く1.JPGバーナー口近く
バーナー口に近い所:温度が低く還元炎として使う。


中間1.JPG中間
中間:普通の作業に使う。.


炎の先端1.JPG炎の先端
先端に近い部分:完全燃焼しているので高温でススが入りにくい。炎には内炎と外炎があります。普通の作業は炎の先端のすぐ下(内炎の上あたり)から中間の辺りで行うことが多いですが、バーナーの機種によってそれぞれの作業に適した炎の位置等が異なります。使用するバーナーの特徴を把握した上で作業を行ってください。


エアバーナーの点火

点火の際には、まず点火器に火をつけてからガス栓をひねります(先にガス栓を開けないこと)。

点火器に火をつける1.JPG
1.まず点火器に火をつける。①ガス ②エア


ガス栓をひねる2.JPG
2. ①のガス栓をひねる。


エアを入れる1.JPG
3. ②のエアを入れる。


エアと調整ガスの調整2.JPG
4.ガスとエアを調節して、適正な炎に調整する。